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盆栽

【初心者向け】もみじ(紅葉)盆栽の育て方 -種まき前の準備-

部屋に緑が欲しいとき、何を思い浮かべますか?

観葉植物やお花も良いですが、おすすめしたいのは盆栽です。

近年は専門ショップに行かなくても身近な場所で種や栽培セットが買えるようになりました。

自分で育てた木を庭に植えれば、長い年月を共に過ごせるので思い出にもなります。

盆栽の中でも小さなころから樹形が楽しめるもみじ(紅葉)について、種まき前の準備からご紹介します。

もみじの種まきまでは1か月ほどかかりますが、必要な道具や手順をご紹介します!

もみじの種まき ~種まき前に休眠打破

結論から言うと、種まきの前に家庭用冷蔵庫(約5℃)で1か月寝かせる必要があります

もみじの種は眠っているので、種を土にまくだけでは芽が出てきません。

眠っている種を起こすための方法(=休眠打破)を説明します。

種まきする日を決め、その1か月前に下準備を始めます!

休眠打破に必要な道具

もみじの休眠打破に必要なのは、湿度低温です。

必要な道具をまとめてみました。手元にない場合は家にあるものを代用して大丈夫です。

必要な道具

  • もみじの種
  • キッチンペーパー
  • 保存用チャック袋
  • 霧吹き

道具一式はこんな感じ。。。

もみじの種は実物がなかったのでイラストを表示してます。

休眠打破のやり方

キッチンペーパーで種を包み、霧吹きで全体に水を吹きかけて湿らせます。

手順は以下の通りです。種の包み方は画像を参考にしてみてください。

休眠打破の手順

  1. キッチンペーパーを半分に折りたたむ
  2. もみじの種を片側に置く
  3. 種を包むように半分に折りたたむ
  4. 霧吹きで水をかける
  5. 湿らせた状態で保存用チャック袋に入れる(チャックは9割くらい閉める)
  6. 冷蔵庫(設定温度:5℃くらい)に入れる
  7. 定期的キッチンペーパーを広げて種を空気に触れさせる&霧吹き

休眠打破の準備は6まででOKですが、種が呼吸できるようにするため7も重要です。

(キッチンペーパーをひたひたに濡らさないのはこのためです。)

種を空気に触れさせる頻度は1週間に1度くらいで大丈夫です。

チャックを少し開けることで多少は空気が入るようになっています。

空気にさらす&霧吹きを行いつつ、1か月冷蔵庫で保存します。

休眠打破はこれで完了です。1か月後に種を取り出し、土に植えます。

休眠打破中に芽が出てきた場合は種まきに進みましょう。

種まき方法は改めて紹介します!

さいごに

種まきまでに時間がかかるもみじですが・・・その分、芽が出てきた時の喜びに繋がります!

もみじを植える容器を探したりしながら、気長に待ちましょう。

一緒に盆栽ライフを楽しみましょう!

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