初めての盆栽なら、紅葉を楽しめるもみじがオススメです。
もみじの種は案外、身近な場所で手に入ります。
本記事では、もみじの種の採取ポイント~保存方法まで解説します。
子供と一緒に種探しに出かけてみよう!
もみじの種は身近な場所で採取できる
もみじは日本庭園や盆栽で人気がありますが、
一般家庭でも庭木として親しまるメジャーな樹木です。
街路樹や公園の植木としても多く利用されています。
秋は紅葉で葉が黄~赤色になり、もみじを見つけやすい季節なので
街路樹、公園、神社など、葉の形と色を頼りに探してみましょう。
もみじの種はどんな形?
もみじの種は緑、赤、茶色とバリエーションがあります。
2つの種が1セットになったプロペラの様な形です。
種はもみじの木の周りに落ちていることが多いので、
形や色を参考に探してみましょう。
もし種が枝についている場合は、枝を折らないように注意しましょう。
もみじの種の保存方法
採取後すぐに種をまく場合はこのまま土に播いてOKです。
ただし、もみじの種まきの適期は2~3月なので、
秋にもみじの種を採取したら、種まきまで保存しておきます。
保存方法は以下の通りです。
種の保存方法
- 種をチラシの上に広げ、乾燥させる
- 完全に乾燥したら、ジップロックや瓶に入れる(空気も少し入れる)
- 冷蔵庫に入れて保管
もし採取した種にカビが生えている場合は取り除きましょう。
保存中にカビが蔓延してしまうと、
正常な種にも悪影響を及ぼす可能性があるからです。
なお、保存した種は一度眠ってしまう(休眠)ため、
種まき前に、種を起こす(休眠打破)必要があります。
休眠した種の種まき方法は、以下の記事で詳しくご紹介しています。
もみじの種が休眠する理由
もみじの種は秋に実りますが、すぐに冬がきます。
冬は寒さと乾燥が厳しいため、発芽しても生きていくには過酷な環境です。
そのため、冬の間はあえて種を眠らせ(休眠)、
暖かくなってきたら目を覚ますように自らプログラムします。
採取した種も、一度乾燥させると休眠しますが、
冬の寒さを冷蔵庫で疑似体験させることで芽が出てくるようになります。
適期に種まきする場合は休眠させよう!
まとめ
もみじの種を採取するポイントは次の通りです。
日本ではメジャーな樹木として親しまれているので、
意外と身近な場所で見つかると思います。
種の探し方
- もみじは公園や街路樹、神社などに植えられている
- もみじが紅葉する秋が見つけやすい
- 種はプロペラ型で緑、赤、茶色のバリエーションがある
続いて、保存方法は次の通りです。
なお、保存中にカビが蔓延しないよう、
カビが生えている種は取り除きます。
種の保存方法
- 種をチラシの上に広げ、乾燥させる
- 完全に乾燥したら、ジップロックや瓶に入れる(空気も少し入れる)
- 冷蔵庫に入れて保管
以上が、もみじの種の採取ポイントと保存方法のご紹介でした!
なお、休眠させた種をまく際には種を起こす必要があります。
以下の記事で詳しい方法をご紹介していますので、こちらをご参考ください。