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盆栽

【徹底解説】もみじ(紅葉)が枯れた!原因と対処法を解説

もみじの葉が枯れてきた・・・

もみじが病気かもしれない・・・

何とかしたいけど、どうしたらいいか分からなくて悩んでいませんか?

本記事では、実際の症状を例に原因と対処法を解説します。

こんな症状が出ていたら注意

  • 新しい葉が縮れている
  • 古い葉(下の葉)が黄色く枯れてきた
  • 土にカビが生えている
  • 土が臭い

写真と同じ症状が出ていたら要注意・・・ただ、対処が間に合えば復活する可能性も十分あります!

もみじはまだ頑張っているかも!諦めずに取り組んでみよう!

もみじが枯れた理由は”根腐れ”

結論から言うと、私の場合は腐れが原因でした

根腐れとは、根が腐ってしまい酸素が吸えなくなる現象です。

普段、根も呼吸で土の隙間にある酸素を取り込んでいますが、土が水浸しになると隙間が水で埋まるため窒息して枯れてしまいます

次のような症状が出ている場合は、根腐れが起きている可能性が高いです。

こんな症状が出ていたら注意

  • 葉が縮れたり、萎れていて元気がない
  • 葉が黄色、茶色に変化して落ちる
  • 茎がブヨブヨしている
  • 土から腐った臭いがする
  • 表面に白いカビが生えている

根腐れの症状 ~鉢植えもみじの場合

盆栽キットのもみじを育て始めて3か月が経った頃・・・

これまで順調に育っていたもみじの葉が縮れたり、枯れ始めました

もみじ 葉 縮れる
新しい葉の縮れ
もみじ 枯れる
枯れた古い葉
もみじ カビ
支柱に生えたカビ

葉以外にも様子がおかしい点がいくつかありました。

  • 新しい葉が縮れている
  • 古い葉(土に近い下の葉)が黄色い
  • 土が乾かない
  • 支柱にカビが生えている

肥料をあげても良くなる様子はなく、日に日に元気が無くなっているようでした。

根腐れの原因

根腐れは育て方と環境が原因で起こります。

具体的には、次のような条件が揃っていると根腐れしやすいです。

ココに注意

・ 穴が開いていない容器を使っている
・ 乾きにくい土を使っている
・ 日陰で育てている
・ 湿度が高い場所で育てている 
・ 土が乾く前に水をあげている

初心者向けの盆栽キットは鉢に穴が開いていないものもあります、、、

初めて育てる場合は水やりのタイミングも分からないため、初心者の方ほど根腐れさせてしまいやすいです・・・

初心者向けなら配慮してほしい、、、

もみじを復活させる方法 ~根腐れの対処法

根腐れさせてしまっても、まだ諦めなくて大丈夫です。

根腐れの症状は徐々に進行していくため、早めに対処すれば復活させることができます。

作業手順

  • 腐った根を取り除く
  • 傷んだ葉を取り除く
  • 新しい土に植え替える

具体的な手順は写真で詳しく解説していくよ!

根腐れの対処法① 腐った根を取り除く

すでに腐ってしまった根は回復しませんが、放っておくと他の根も腐ってしまうため腐った部分だけ取り除く必要があります。

根を切るために、まずはもみじを土から取り出しましょう。

step
1
土から取り出す

土の根本付近の茎を指で支えながら、容器を傾けて土ごと取り出します。なかなか出てこない場合は、竹ぐしで周囲の土をほぐしてから傾けます。

このとき、根を傷つけないように注意しながら土をほぐしましょう。

もみじ 植え替え

若いもみじは折れやすいので、茎に力をかけないように注意です!

step
2
土を落とす

腐った根を見やすくするため、根についた土を竹ぐしで落とします。

根の色や分岐が見えればOK、土が多少残っていても大丈夫です。

もみじ 根切り

step
3
腐った根をハサミで切る

健康な根は白いですが、根腐れが進行した根は茶~黒に変色しているので変色している部分のみハサミで切って取り除きます。

太い根を1本残すより、細い根がたくさんある方が元気に育ちます。

ただし、明らかに黒くなっている根があれば太さに関係なく取り除きます。

根切り対象

根腐れの対処法② 傷んだ葉を取り除く

根切り後は根が少なくなるため、栄養を吸収できる量も少なくなります。

枯れた葉・弱った葉は取り除き、元気な葉だけに栄養を届けるようにします。

写真にある黒い線を目安に、節の近くをハサミでカットします。

もみじ 枯れる

根腐れの対処法③ 新しい土に植え替える

使っていた土は菌が繁殖している可能性があるため、

新しい土に植え替えます。何を選べば良いか分からない場合は

最適な配合にブレンドされた盆栽用の土がオススメです。

少量で購入でき、そのまま使えるので無駄に土を増やさなくて済みます。

赤玉土(小~中粒)、腐葉土、黒土などをお持ちの方

以下の配合比率を参考に自分でブレンドした土を使ってみましょう。

もみじ向けの配合比率

赤玉土:腐葉土=7:3

または

赤玉土:腐葉土:黒土=7:1:2

土は以下の順序で入れていきます。イメージ図を参考にしてください。

鉢底ネット → 鉢底石 → 盆栽用土 → もみじ → 盆栽用土(隙間を埋める程度)

鉢に入れる順番
土を入れる順序

鉢底ネットは100円ショップで購入できるプラスチック製のものをカットして使っています。

鉢底石は石の隙間に空気の層をつくり、根が窒息しないようにしてくれます。

水の通りが良くなるため、根腐れ予防には必須のアイテムです。

鉢底石はホームセンターや、ネットショップで購入できるよ!

植え替え後の管理

植え替えた後は、日ごろの管理に気を付けます。

水やりは土が乾いたり葉が萎れ始めたタイミングで行います。

水やりのタイミング

もし水をあげ過ぎてしまったら、水受け皿に溜まった水を早めに捨てましょう。

受け皿と鉢の間に溜まった水で、根が呼吸できなくなるからです。

通気性を良くする受け皿を使うのもオススメです。

もみじが枯れた原因と対処法 まとめ

もみじが枯れる原因は病気や害虫などもありますが、

以下の症状が出ていたら、根腐れしている可能性が高いです。

こんな症状が出ていたら注意

  • 葉が縮れたり、萎れていて元気がない
  • 葉が黄色、茶色に変化して落ちる
  • 茎がブヨブヨしている
  • 土から腐った臭いがする
  • 表面に白いカビが生えている

これらの症状が現れていたら、すぐに植え替える必要があります。

植え替えの際は、合わせて根切りも行いましょう。

やることリスト

  • 腐った根を取り除く
  • 傷んだ葉を取り除く
  • 新しい土に植え替える

植え替え後は水のやり過ぎに注意し、日当たりの良い場所で育てます。

水やりのタイミングや量が分からない初心者の方は、より根腐れを起こしにくくするためのアイテムを使ってみましょう。

通気性の良い鉢なら、bachiの鉢がオススメです。

鉢全体が立体的なメッシュ構造をしているため空気の通り道が多く、呼吸しやすいのが特徴です。

シックな雰囲気の鉢なので、インテリアとしても映えます◎

根腐れ対策なら bachiの植木鉢「Gyropot」

もみじが枯れた原因と対処法は以上になります。

しっかりと対処すれば、きっと元気になるので頑張りましょう!

皆さんのもみじが元気になるよう祈ってます!

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